SUPER GT 2017 Rd.3 大分

2017 AUTOBACS SUPER GT Round 3 SUPER GT in KYUSHU 300km

5月20~21日 SGT第三戦が大分オートポリスにて開催されました。
予選1位、決勝3位

まだまだ震災の爪あと残る、オートポリスにて2年ぶりにSGTレースが開催されました。
チームクニミツ は、前戦富士からの良い流れ、大分テストでの好感触を引っさげ現地入り、フリー走行へ望みました。
持ち込んだセットアップも素晴らしく、フリー走行はトップタイムを記録。
今回より NSX 勢はMRレイアウトハンデウエイトが 15Kg 軽減され、有利に働いたとはいえ、それ以上にトヨタ、日産勢を大きく引き離す結果にチームの士気も向上。
予選もQ1伊沢選手トップタイム、、Q2山本選手もトップタイムとなり、見事にポールポジションを獲得しました。

しかし、ATJ メカニックは浮かれること無く、決勝へ向けて1つ1つの作業を丁寧に、丁寧に進めました。3年目の彼らも決勝リザルトの重みを嫌というほど、理解しています。
程よい緊張感を保ちつつ、決勝日の朝を迎えました。

 

スタートドライバーは山本選手。圧倒的なスピードをいかし、2位集団を置き去りにし、想定されるリスクに対してアドバンテージを大きくしていきました。しかしながら、他車のアクシデントによりSCが入り、そのアドバンテージも無くなってしまいました。スロー走行の中、タイヤ温度が低下し、懸念されたタイヤカスを拾い上げ、序盤のペースを維持できなくなりました。トップ3が僅差の中、ピットインし僅かなピットミスが、ピットレーン進入にも影響し(強引に割り込んだ場合、ペナルティが科せられる)順位を下げコースに復帰。更に伊沢選手もタイヤカスに悩まされ、ペースが上げられない中、執念の走りで、後続を抑えきり、3位表彰台を獲得する事ができました。
もはや、3位では喜べないほど、チームの士気は高まっています。

次戦の SUGO は7月ですので、テストを重ね更に強いチームへ成長していくと確信しています。
引き続きのご声援よろしくお願いいたします。