鈴鹿 4 時間耐久ロードレース〈ST600〉

大会名称 2017 鈴鹿 4 時間耐久ロードレース〈ST600三重県鈴鹿サーキット(5.821Km)

 天候 予選 2017 7 28 日〈金) 晴れ     路面:ドライ

     決勝 2017 7 29 () 雨のち晴れ 路面:ウエットドライ参加台数 62 台(インター17 台 ナショナル 45 台)参加クラス インタークラス

第1ライダー:小林 寛明(PF1)第 2 ライダー:沖藤 陽一(PT9) メカニック:元村 伊織(監督)、冨田 信道(消火器)、村沢 実(サインボード)、相田 耕司(給油補助)    石井 銀一郎(給油) 予選:総合 32 位(クラス 14 ) Ave タイム:225’’294

決勝:総合 15 (クラス 8 ) 周回数 80 Best Time26’’239

 

昨年に引き続き鈴鹿 4 時間耐久ロードレースに参戦いたしました。

1 ライダーに 4 耐参戦 2 年目の小林を起用、また、今年から準国際格式レースとなり国際ライセンス保持者のエントリーが認められた為、第 2 ライダーには国際ライセンス保持者の沖藤を起用し、過去最高の総合20位以上目標としました。 予選では2 人の平均タイムで総合 32 (クラス 14 位)で予選を終了しました。

 決勝日は朝から厚い雲に覆われる中、スタート進行が進んでいましたが、スタート 5 分前に雨が降り出し、ウェット宣言が出され、レインタイヤでのスタートに。 スタートライダーの小林は得意のスタートダッシュを決め、16台抜きの16位で1周目を通過し、その後は安定したラップタイムで徐々に順位を上げていました。しかしスタートして 30 分を過ぎ、路面が乾いて来た為、予定より早いタイミングでピットインをし、タイヤ交換を行う事態となったが、他チームより早いピットワークができ、第 2 ライダーの沖藤を送り出すことに成功。 その後はセーフティーカーの介入もあったが両ライダーとも安定したラップタイムで走行し 45 周目にはチームベストタイムを記録し周回数 80 周での15位で無事チェッカーを受ける。

 

第一ライダーコメント:小林寛明

今年は本番約1か月前に急遽、沖藤さんにライダーをお願いする事態になってしまったので、2 人で車両セッティングを合わせ込む時間が少なく不安が大きかったのですが、ウィーク中もチームで話し合って予選・決勝を迎えることができました。

金曜日の予選ではコース上の台数が少ない序盤で出ていくことができ、自分のペースでタイムアタックできる状況だったのですが、低速コーナーでのブレーキングを詰めきれず、まとめられなかったことがタイムに響いてしまいました。予選は通過することが出来ましたがベストタイム超えを一つの目標としていたので、少し悔しい結果となってしまいました。 土曜日の決勝は直前に振り出した雨でレインタイヤでのスタートでしたが落ち着いたスタートができ、順位を上げることに成功しました。しかし、中盤から路面が乾きはじめ、後半には完全にドライになりレインタイヤを消耗しながらの走行となってしまいました。しかしもて耐で摩耗したタイヤでの走り方を経験していた為、あまりペースを落とさずに走ることができたのは良かった点だと思いました。

 2 スティント目はドライタイヤでの走行となりました。走り出して早々に SC が介入した為、やや出遅れてしまいそれを取り返そうとした焦りから、操作がラフになってしまった部分が多かったことが反省点です。今大会中、目標としていたタイムは出せませんでしたが、アベレージタイムを昨年より上げて周回することができたので、耐久レースを走る上での自信に繋がりました。

このような結果を得ることができたのも、ご声援、ご協力頂いた皆様方のおかげです。本当にありがとうございました。また、これからは新たな目標をもって取り組んでいきたいと考えていますので、今後とも宜しくお願い致します。

 

2 ライダーコメント:沖藤陽一

木曜日のフリー走行ではマシンの作りこみ不足で、ENG にも車体にも不調がありました。しかし、経験豊富なメカニックの活躍により問題を解決し、金曜日の予選を迎えることができました。

全体的に走りをまとめきれないまま迎えた予選では、思ったよりタイムを伸ばせず、決勝は中盤からのスタートになりました。 決勝ではペアライダーの小林選手のスタートダッシュが素晴らしく順位を大きく上げてくれました。自分は久々のレースの緊張と不安で戦力になる走りが充分にできなかったのが悔しかったです。 レース中盤から腕上がりのような状態になり思うように走れませんでしたが、無事にバトンを渡すことができ、またチェッカーを受け、目標だった 20 位を上回ることができたのは良かったです。 ピットワークでは、ウエットからドライへのタイヤ交換もありましたが、トップクラスのスピードで後押ししてもらえました。 活動休止状態の自分にレースをする機会を与えていただきありがとうございました。レースの素晴らしさに触れ、活動意欲が増しましたので、再び取り組んでいきたいと考えております。

 

 

 

監督コメント:元村伊織(TTC)

今年も会社の全面協力のもと鈴鹿 4 時間耐久ロードレースに参加させていただきました。

結果としても 2014 年の 20 位を上回る 15 位を記録しチームとしていい結果で終われることができました。

この結果を得ることが出来ましたのも会社をはじめ多くのスポンサー様にお力添えを頂き、そしてチーム員の協力があったからだと思います。

来年は今年の結果以上を目標に活動していきたいと思いますので引き続き、御支援と御協力の程よろしくお願いいたします。