2021年全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 岡山大会

大会開催日 :2021年9月4日(土)~9月5日(日)

開催場所  :岡山県美作市 岡山国際サーキット (3,703 km)

観客動員数  :4,700人 (2日間合計))

出場クラス  :JSB

ゼッケン   :6

エントリー名 :Team ATJ

ライダー   :岩田 悟 選手

 

9月4日(土) 予選(天候:曇り  コース:ドライ)

結果 :5位

Best Time 1’32.304秒

 

9月5日(日) 決勝 24LAP (天候:曇り  コース:ドライ)

決勝結果 :11位

Best Time 1'33.773秒

 

【朝フリーでのアクシデント、岩田選手最後まで踏ん張り11位チェッカー】

 

 2021年度 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦が、岡山県岡山国際サーキットにて開催されました。 前週に行われた事前テストより、車両の課題部分は概ね確認することができており、残すは新設されたモーターサイクルシケインのライン組み立てが、重要なポイントとしてウィークインしました。 金曜日ART走行は朝から雨模様となり、フリー走行は2本とも雨、ウエットセッティングの確認を進める中、RRのグリップに大きな課題が残ったものの、ペースを抑えた中でモーターサイクルシケインのライン確認ができ、予選を迎える事となりました。

 

土曜日の予選日は朝から晴天に恵まれ、各クラスで白熱した予選が繰り広げられ、いよいよJSBの予選を迎えます。 しかし開始直前に雨が降りだし、ウエット状態のまま予選のスタートが切られることになりました。 路面状況が読めない事から、セッション序盤から各ライダーがアタックへ入り、TeamATJ岩田選手は、適切な判断でタイムを上げていき、Q1を5番手で通過、Q2においても自己ベストタイムを更新する1‘32、304秒を記録し、総合5番手を獲得し、自己ベストグリッドで予選を終える事ができました。

 

良い流れでむかえた日曜日の決勝日。 朝から天候にも恵まれ15分間の朝フリー走行へ。好調のライダーとしても、フリー走行から流れを掴みたく、序盤からペースを上げていきますが、2周目の前半セクションで失速した前車に追突する形で転倒してしまい、膝に負傷を追ってしまいました。 幸いライダーに大きな怪我は無く、スペア車両を準備し決勝のグリッドへ並べ、24周のロングレースに臨む事となりました。 岩田選手は、得意のスタートを切り、1LAP目6位、3~12LAP目まで8位をキープ、13LAP目に#26山口選手にパスされ、9位に下がるも#12柳川選手、#9関口選手との9番手争いを最終LAPまで繰り広げました。 様々な要因が重なり、最終的に11位でチェッカーとなりましたが、最後まで諦めない岩田選手が光るレースとなりました。

 

今回のレースは、テストから良い流れの中で進んでおり、より良い結果を想定しておりましたが、本大会での成果は、怪我を負っている中、岩田選手が最後まで走り切りってくれ、チームとして結果を残してくれた事です。 最終戦大分大会まで時間はありませんが、できる事を確実に行い、より前進する為に、チーム、ライダー一丸となり臨みます。 最終戦も、ご支援ご協力お願いいたします。

Team ATJ監督 中津原 尚宏

 

■ライダー 岩田 悟 コメント

「朝のウォームアップのアクシデントで負った身体のダメージが大きく、序盤は耐えたのですが、終盤は踏ん張りが効かなく、マイナートラブルも出てしまったのでレース内容はよくありませんでしたが、完走して最低限ポイントを獲れたことで自分自身を納得させています。すぐに最終戦オートポリスがあるので、ケガをしっかり治して今シーズン最後の2レースを全力で挑みます。今回も多くの応援ありがとうございました」