2021年全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦 大分大会

大会開催日 :2021年9月18日(土)~9月19日(日)

開催場所  :大分県 オートポリスサーキット(4.674km)

観客動員数  :7,200人 (2日間 土日合計))

出場クラス  :JSB

ゼッケン   :6

エントリー名 :Team ATJ

ライダー   :岩田 悟 選手

 

9月18日(土) 予選(天候:晴れ  コース:ドライ)

予選 Race1グリット:   6位 予選 Race2グリット:   9位

Best Time 1’50.312秒

 

9月18日(土) 決勝レース1 <15LAP> (天候:晴れ  コース:ドライ)

決勝結果 :5位(入賞)

Best Time 1'50.787秒

 

9月19日(日) 決勝レース2 <18LAP> (天候:晴れ  コース:ドライ)

決勝結果 :8位

Best Time 1'50.806秒

 

【怪我の中5位入賞を果たし、年間ランキング8位を獲得!!】

 

 2021年度 全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦が、大分県オートポリスサーキットにて開催されました。

全日本最終戦となったオートポリス大会、午後の練習走行中止や予選直前に雨が降るなど、台風の影響を受ける環境となりましたが、Team ATJ岩田選手は、自身の経験で冷静に状況を判断し、ウエットパッチが残る予選でも6番手タイムをマーク。

その後マイナートラブルがあり、連続での予選アタックへ入れなかったが、2レース共に3列目までのグリッドタイムを残し、決勝を迎える事となりました。

 

天候が急回復した予選後の決勝レース1、徐々に路面温度が上昇し望んだコンディションとなり、15周のスタートが切られました。無難にスタートを切った岩田選手は、6番手で1コーナーを通過しその後もポジションをキープし周回を重ねていくが、トップ集団からは徐々に離されてしまいます。

6周目以降は#12柳川選手、#18秋吉選手との5番手争いを繰り広げ、12周目に集団のトップに立つ、14周目に#12柳川選手に一度前に行かれるが、再度抜き返しそのまま5位チェッカーを受け入賞を果たしました。

 

日曜日に行われた決勝レース2、昨日のレース1課題を考慮し、RRサス長を0.5㎜下げ午後のスタートを待ちます。

路面温度も徐々に上昇してきており、ライダー心理的にRRタイヤの選択に心が揺らいでいました。

「ミディアムかハードか。」

チーム側としてはライダー要望に即座に応えるべく、どちらも準備は万全で待ちます。

ギリギリのタイミングで岩田選手はレース1同様にハードコンパウンドを選択し、18周のレース2へ臨む事となりました。

 

得意のスタートを成功し1周目には#13児玉選手をパスし8番手、2周目に#15津田選手をパスし7番手と、順調にポジションを上げていく、8周目までポジションをキープするが、レース中盤にタイヤグリップが落ち、RRスライドが多く車体も暴れ始めます。

岩田選手は車体を抑え込みタイムをキープしようとしますが、岡山大会での怪我が影響しペース維持が厳しい状況となり、9周目に#12柳川選手へパスされ8番手にポジションダウンしつつ、#18秋吉選手、#12柳川選手の6位グループに最後まで食らいつき、ラストラップへ入ります。

最終的にポジションを変える事はなく、無事に8位でチェッカー受け、最終戦を良い形で締めくくることとなりました。

 

■Team ATJ監督 中津原 尚宏 コメント

最終戦となった全日本大分大会、レース1では今期3回目の入賞も果たし、2レース共にしっかり結果を残すことができました。昨年よりもレースタイムも上がり、転倒も目立つシーズンとなりましたが、チーム、ライダー共により成長でき、成果物として、年間ランキング8位でトップエントラントの資格も獲得できました。また、R2鈴鹿では表彰台への可能性も感じ、来期については具現化できるように、体制と車両の準備しより前進していきます。 一年間、多くのご支援ご協力、本当にありがとうございました。

 

■ライダー 岩田 悟 コメント

「まずは2021年シーズンを戦い終えられたことをTeam ATJを 始め、支えてくださった皆さんに感謝いたします。JSB1000クラ ス2年目のシーズンは、大きな進歩もあり、表彰台争いができ、 チームの最高位である4位を獲得できました。しかし、トライしたことによって浮き沈みがあり、ランキングが下がってしまったことは残念でした。まだ来シーズンのことは決まっていませんが、表彰台にも上がりたいですし、もっと貪欲に結果を狙って行きたいと思っています。今シーズンも多くの応援ありがとうございました。」