2021年全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦 菅生大会

大会開催日 :2021年5月22日(土)~5月23日(日)

開催場所  :宮城県 菅生サーキット(3.7375km)

観客動員数  :6,100人(2日間合計)

出場クラス  :JSB

ゼッケン   :6

エントリー名 :Team ATJ

ライダー   :岩田 悟 選手

 

5月22日(土) 予選 (天候:曇り  コース:ウエット)

総合予選結果 :  Best time:1'39.381秒

Race1グリット:7位 1st time:1'39.381秒

Race2グリット:6位 2nd time:1'39.502秒

 

5月22日(土) 決勝レース 1(天候:曇/雨  コース:ウエット)

決勝結果 :中止 (濃霧の為)

Best Time -'--.---秒

※シリーズポイントは、予選順位にて、ハーフポイント

 

5月23日(日) 決勝レース 2(天候:曇/晴  コース:ドライ)

決勝結果 :9位 (7pt獲得)

Best Time 1'29.102秒

 

【天候に翻弄された菅生大会、決勝1- 中止、決勝2- 9位】

 

2021年度 全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦が、宮城県菅生サーキットにて開催されました。金曜日は、梅雨入りが近づく中でのARTテスト走行になった。雨と霧に見舞われ、車両セットアップを進める事が難しい環境となり、過去の走行データがウィークの鍵となった。

 

走行1本目、事前テストのセッティングをウエット用に小変更し確認。前後サスSPGレートや、車体姿勢含め調整し、午後のセッションに備えたが、午後から濃霧が発生し、視界不良で全てのイベントが中止となった為、セットの確認ができないまま予選へ臨む事になった。予選序盤は徐々にペースを上げていくが、Rr周りのグリップ感に課題が発生し、中々ペースを上げる事ができずピットイン。Rrセッティング+Rrタイヤを変更し再アタック、グリップフィーリングが改善し4番手までタイムを上げる事に成功する。予選中盤以降も攻め続けるが、徐々に路面が乾き始めスリック勢にかわされ、最終的に7番手で予選を終える事となる。午後の決勝レース1が、雨であれば、期待できる内容で予選を終える事ができたが、前日同様に、濃霧で決勝レース1は中止となった。

 

日曜日に行われた決勝レース2、前日のコンディションから一転し、時折晴れ間が覗く中でレースがスタート。予選ポジションをキープし、集団の中3コーナーへアプローチ、内側で転倒したライダーが自車のライン上にきてしまう、接触をなんとか回避し隊列に戻るも、10番手までポジションをダウンしてしまう、その後ペースを上げ7番手まで順位を上げるが、雨のセッティングを引きずる形でサスペンションをセットした為に、後半ペースを上げる事ができず、#12柳川選手、#9関口選手、#18秋吉選手にかわされ、9位でチェッカーとなりました。

 

事前テストで感触の良いサスセッティングに戻さず、守りのセッティングを採用した事で、何もできずにレースを終える事となってしまったので、今回の失敗を良い経験値に変え、次戦以降に臨んでいこうと思います。次戦の鈴鹿MFJGPでは、しっかり形として残せるように、チーム、ライダーが一丸となり臨みます。今後ともご支援ご協力お願いいたします。

Team ATJ監督 中津原 尚宏

 

■ライダー 岩田 悟 コメント

事前テストは、いいフィーリングがつかめていたのですが、SUGOのウエットデータがなかったので初日から試行錯誤を繰り返しました。予選で、ようやくいい兆しが見えてきたのですが、そのセットを決勝日朝のウォームアップ走行で確認して“これでいこう!”となったのですが、結果的によくない方向に進んでおり、厳しいレースになってしまいました。応援してくださっている皆さんの、ご期待に応えることができずに申し訳ありませんでした。この悔しさを次戦にぶつけ、今度こそ表彰台に上がれるよう、チーム一丸となって戦っていきます。