2021年全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦 鈴鹿MFJGP大会

大会開催日 :2021年7月16日(土)~7月18日(日)

開催場所  :三重県鈴鹿市 鈴鹿サーキット(5,821km)

観客動員数  :10,500人(2日間合計)

出場クラス  :JSB

ゼッケン   :6

エントリー名 :Team ATJ

ライダー   :岩田 悟 選手

 

7月17日(土) 予選 (天候:晴  コース:ドライ)

総合予選結果 :  Best time:2'07.419秒

Race1グリット:8位 1st time:2'07.419秒

Race2グリット:9位 2nd time:2'07.909秒

 

7月17日(土) 決勝レース 1(天候:晴  コース:ドライ)

決勝結果 :4位入賞

Best Time 2'07.717秒

 

7月18日(日) 決勝レース 2(天候:晴  コース:ドライ)

決勝結果 :7位

Best Time 2'08.573秒

 

【決勝レース1、チーム最高順位4位でチェッカー】

 

2021年度 全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦が、三重県鈴鹿サーキットにて開催されました。 今回の鈴鹿MFJGP大会は、本来鈴鹿8時間耐久ロードレースが開催される日程であり、猛暑の中、スプリントレース後半戦の幕が切られました。

 

木曜日からの特別スポーツ走行が設定されていることもあり、6月の鈴鹿事前テストでの結果をベースに、セッティングを細かく確認し進めていくことで、路面温度に合わせたタイヤの硬さ、基本姿勢などの環境にあった見極めを行い、予選の準備ができました。しかし、岩田選手がアタックに入ると、赤旗でのセッション中断が繰り返され、本来のスピードを発揮することなく予選終了となり、2レース共に、3列目からのスタートグリッドからのスタートとなりました。

 

14周で行われた決勝レース1、予選同様に路面温度が高く、タイヤマネージメントがキーポイントとなる。岩田選手は、序盤に離されると後半の追い上げは厳しいと判断し、得意のスタートで好ポジションを得るべく1コーナーへ進入していく、気持ちが強すぎたのか痛恨のシフトミス、大きく振られる車体を抑え転倒は免れたが、最後尾まで順位を落とすこととなった。ミスをした岩田選手は冷静さを取り戻し、ミスを挽回するべく安定した走りでポジションを回復し、5周目には7番手まで順位を上げていく。6番手より前は序盤に差が開いており、詰めるのは厳しい距離であったが、トップグループで転倒が発生しセーフティーカー導入され、岩田選手にとってはこれ以上ないチャンスとなった。序盤に他社との競り合いもなく自分のペースで追い上げていた岩田選手は、タイヤの状態も良く、残り6周で、#12柳川選手、#10加賀山選手、#濱原選手をパスし、自己最高位の4位入賞でチェッカーを受け、チャンスをしっかり物にしたレースとなりました。 日曜日に行われた決勝レース2、前日のセッティングそのままにレースに臨み、スタートでポジション取りにも成功し、レースを消化していく、3周目あたりからRRタイヤのグリップ感が落ち、走りのリズムが取れずペース維持が厳しい状態であったが、ライダーが状況に合わせ走り切り、最終的に7位でチェッカーを受け終える事ができました。

 

決勝レース1では、チームで準備してきた事を形として残せた大会となりました。 改善点は多くありますので、次戦岡山大会で、より前進できるように、チーム、ライダー一丸となり臨みます。 今後ともご支援ご協力お願いいたします。

Team ATJ監督 中津原 尚宏

■ライダー 岩田 悟 コメント

6月のテストでは、いろいろやり過ぎた部分もあったので、チームと話して鈴鹿2&4の状態に戻してレースウイークに入りました。初日は、よかったものの、暑くなることを想定して選んだタイヤのフィーリングが悪く、そのまま予選を迎えてしまい、いいポジションを獲れませんでした。レース1はスタートがよくなく、1コー ナーで挽回したものの、自分のミスでオーバーランしてしまいました。チームのおかげでマシンのフィーリングはよく、いいタイムを刻めていたので、追い上げることができました。レース2は、思った以上にペースを上げることができず課題が残りました。残り2戦は、表彰台に上がれるようにチーム一丸となって頑張ります