2022年全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 大分大会

 

2022年度全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦が、大分県オートポリスサーキットにて開催されました。 鈴鹿8耐に出場ができなかった岩田は、全日本へ気持ちを切り替え、万全の状態でレースに臨む事ができ、フリー走行から課題であるレース序盤のペースアップを視野にセットアップを行いました。しかし、路面温度上昇の影響なのか、フロントタイヤの跳ね、車体の2次旋回性など、事前テストの良いフィーリングが再現できず、予選、朝フリー、決勝直前まで車体姿勢を変更し、トップグループへついて行くことを念頭に決勝へ臨みました。 決勝レースでは、岩田得意のスタートが決まり、1コーナーまでに3台を抜き4番手へ浮上、ここまではいつもの岩田のパターンであり、ここからが課題となっている。オープニングラップで#15渡辺選手にかわされるが、5番手ポジションをキープし2周目に入る事ができた。#2濱原選手にかわされ6番手へ下がるが、TOP集団の最後尾でレースを消化していく。徐々にトップ集団と離されていくが、濱原選手の後方をキープし、パッシングポイントの見極めながらチャンスを狙う。6周目にFRタイヤを滑らせてしまう痛恨のミスで濱原選手との距離が開いてしまい、その後ペースを持ち返すことができたが、一度離れた距離を詰めることはできず、単独6位でのチェッカーとなりました。

8耐を経て、チームもより結束し入賞ができました。次戦岡山大会もチーム力を武器にATJらしいレースを出来るようにしますので、ご声援よろしくお願いいたします。

Team ATJ監督 中津原 尚宏

 

■ 岩田 悟選手 コメント ■

「予選を終えた段階で大きくセットを変更してレースに挑んだのですが、いい方向にいってくれました。オートポリス2&4のときは1周目に順位を大きく落としてしまったのですが、今回はスタートも決まり、上位にもついていくことができていました。レース中盤まで作本選手や濱原選手と同じペースで走ることができたのは収穫でした。次戦の岡山は、予選は2列目までに並んで、最後まで上位につけて勝負できるように事前テストからチームと力を合わせて挑みます」