2022年全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦 岡山大会

 

2022年度全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦が、岡山県岡山国際サーキットにて開催されました。 岡山事前テストより、昨年のセッティングをベースに確認し、良いフィーリングを得る事ができたので、決勝ウィーク中はサスペンションのセッティングは大きく変更することなく、制御関連に集中してセッティングを進め、良いアベレージタイムを持ち決勝に臨みました。 台風14号の影響も考えられた決勝日となり、スタート時間の前倒しと4LAP減算でレースとなり、コンディションはドライでスタートが切られました。岩田選手はスタートに成功し、1コーナーで5番手浮上、しかしニューシケインで代役参戦の#4加賀山選手に、バックストレートでは#6亀井選手にかわされしまい、1LAP目は7番手まで後退しましたが、3LAP目に#4加賀山選手をパス、その後自身のペースを持ち直し、9LAP目に#6亀井選手をパスし5番手へ、4番手の#2濱原選手を追いかけプッシュし続けましたが、ほぼ同じLAPタイムで周回しており、ギャップを詰める事ができず最終ラップへ、2番手争いで転倒があり最終順位4位でチェッカーとなりました。

速いペースを持っていたので序盤の展開が残念でしたが、次戦鈴鹿へ向けて良い流れで岡山大会を終える事ができました。鈴鹿は岩田選手の得意なコースでもありますので、しっかり走れる車両を準備し、鈴鹿大会へ臨みたいと思います。 最終戦も、ご支援ご協力お願いいたします。

Team ATJ監督 中津原 尚宏

 

 

■ 岩田 悟選手 コメント ■

事前テストからチェッカーフラッグを受けるまで、いい流れで進められたレースになりました。今回は足回りは大きく変更せず細かい部分を煮詰めて、ライディングで対応できる部分はライダーが走り方を考えて走ることで自分たちが想定していたタイムで走ることができました。レース序盤のポジション取りやペースアップなど課題は残りましたが、それをクリアして、最終戦鈴鹿では、3レースありますし、しっかりやるべきことをやって挑みたいと思っています。今回も多くの応援ありがとうございました。