2022年全日本ロードレース選手権シリーズ 第8戦 鈴鹿大会

 

2022年度全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦が、三重県鈴鹿サーキットにて開催されました。 最終戦鈴鹿MFJグランプリは各チームシーズンで積み上げてきたデータがあり、例年好タイムの激戦が繰り広げられます。TeamATJ岩田選手も、予選中に自己ベストラップを0.4秒更新する2‘06.454秒を記録し7番手(Race3)を獲得。2ndタイムにおいても、2‘06.882秒と安定して6秒台へ入れ、レースへの期待を持ち予選を終了、同日に行われたRace1では、好調のまま3列目7番手から好スタートを切ると、1コーナーで2番手までジャンプアップし、バックストレートで#2濱原選手を交わすと、オープニングラップをトップで通過。TeamATJ初のJSBクラスでのトップ走行となりました。表彰台のチャンスがあるポジションでの走行でしたが、中盤以降リアタイヤのグリップ低下もあり、ペースを維持する事が難しく順位を下げましたが、可能性を感じるレースとなりました。

 

日曜日開催のRace2、Race3は序盤からペースが上がらず我慢のレースとなった。Race2では、焦らずに安定した走りでチェッカーを受け、今期5度目の6位入賞。Race3は序盤から中盤までTOP集団でレースを繰り広げ、最終順位は8位となりましたが、チームの狙った作戦が機能する事が確認でき、来期に向けた有意義なレースとして、シーズンを終える事ができました。 今シーズンは、レース中の車両トラブル ・ 転倒 “0”と、ATJらしい安定感あるレース運営ができましたので、来期に向けても、確実な車両整備+ATJ技術力を合わせて、確実で強固なTeamATJを運営していきます。 2022年度 ご声援ありがとうございました。

Team ATJ監督 中津原 尚宏

 

 

■ 岩田 悟選手 コメント ■

「レース1ではトップを走ることができましたが、すぐにかわされてしまいました。レース3では、変更したセットにライディング面で、うまく対応できませんでしたが、ラップタイムは何とかキープして粘ることができていました。今シーズンは、前半戦で、うまく機能させられず苦しみましたが、後半戦では、オートポリス、岡山といい流れでレースができました。今回の鈴鹿も、いい流れで来ていましたし、トップとの差は確実に縮まって来ていることを実感しました。まだ来年のことは決まっていませんが、引き続き走ることができれば、常に上位で走って勝負していきたいですね。今シーズンも多くの応援ありがとうございました」