SUPER GT 2021 RD.7 もてぎ

SUPER GT  500クラス #1 TEAM KUNIMITSU

 

SUPER GT 2021  Rd.7 もてぎレポート

 

今シーズンも残り2戦となりました。前戦のオートポリス大会からわずか1週間あまりのインターバルで迎える第7戦もてぎ大会。7月に行われた第4戦ではポールトゥウィンを獲得した実績のあるサーキットが舞台となります。今大会は競技規程によりサクセスウェイトが半減されるのですが、これまでの戦績からNo.1 STANLEY NSX-GTは唯一、燃料リストリクターも制限された状態での参戦となります。まだまだ厳しい条件下での戦いとなりますが、シリーズ連覇に向けて重要な一戦となります。

 

 

■11月6日(土) 予選日■

公式練習  天候:晴れ  気温13℃ / 路温22℃

日中は陽のぬくもりから暑いとも感じてしまうほどの好天に恵まれた予選日。午前中の公式練習では、牧野選手からマシンに乗り込みバランスの確認を行いました。7月のもてぎとは気温や路面温度が違うため、今のベストを探るべく調整を行います。後半は山本選手も走行を行い、午後の予選に向けて準備を進めていきました。

 

 

予選Q1  天候:晴れ 気温18℃ / 路温29℃

Q1を担当するのは山本選手です。予選開始時刻を2分過ぎた頃にコースイン。タイヤを温めるために周回を重ねます。4周目のアタックラップで1分37秒101をマーク。Q1通過したかに思えたものの、その後さらに速いタイムを出すマシンが出てきてしまい、No.1 STANLEY NSX-GTは10番手でQ1を終えました。1秒にも満たない僅かの差でQ2進出とはなりませんでした。

 

 

■11月7日(日) 決勝日■

決勝レース  天候:晴れ  開始時:気温19℃ / 路温29℃

前日の予選結果から、No.1 STANLEY NSX-GTは10番手からのスタートです。スタートドライバーは牧野選手が担当します。フォーメーションラップ2周ののち、レースがスタート。オープニングラップで後方車両に先行を許してしまい、11番手を走行します。10周目にGT300車両のコースアウトがありFCY(フルコースイエロー)が発動されました。FCY走行中にNo.1 STANLEY NSX-GTは他車との接触がありましたが、走行に支障はなくそのまま走行を続けます。同じタイミングでGT500車両が接触によりポジションを下げたことで、FCY解除後は10番手を走行します。その後、順位変動がないままレースは進み、23周終わりでルーティンのピットインを実施。山本選手に交代し、ATJメカニックが作業を終えマシンをコースへ送り出します。

 

 

GT500クラスの全車がピット作業を終えた時点で、No.1 STANLEY NSX-GTは11番手を走行していました。その後、後方車両に先行を許すこととなりポジションを下げるも、マシントラブルの為リタイヤした車両が出たためポジションは12番手。そこからポジションを上げることが叶わずNo.1 STANLEY NSX-GTは12番手でフィニッシュとなりました。

 

 

様々なことが重なり、チームにとってとても厳しい結果になってしまいました。他車とのシリーズポイントの差が縮まってしまいましたが、依然としてラインキング首位とキープしております。今回のレースでの経験を無駄にしないよう、気を引き締め直して最終戦に向けてしっかりと準備をしてまいります。 次戦はいよいよ最終戦!11月27日、28日に富士スピードウェイでの開催となります。 引き続きTEAM KUNIMITSUの応援をよろしくお願いいたします!