SUPER GT 2018 Rd.4 Thai
SUPER GT 500クラス
#100 TEAM KUNIMITSU
SUPER GT 2018 Rd.4Thaiレポート
今回は日本を飛び出して、タイでのレースです。バンコクの空港から車で7時間離れた
Chang International Circuitというサーキットで開催されます。SUPER GTのレース
で唯一の海外大会であり、昨年は10月に行われましたが、今シーズンは7月に4戦目
としての開催となりました。前回の鈴鹿大会の時点でシリーズランキング暫定1位
となった為に、ハンデも大きく厳しい戦いが予想される1戦となりました。
■6月30日(土) 予選日■
10:00~ 公式練習 気温30℃/路温38℃
海外大会ということで事前の公式テストはない為、この公式練習の時間がとても
重要となってきます。特にバトン選手にとっては初めてのタイでのレースであり、
より貴重な練習走行となるため、スムーズにテストメニューを消化できるように、
ATJメカニックは素早く確実に作業していきます。
15:35~ 予選Q1 気温 29℃/路温35℃
GT300クラスの予選Q1の前に、タイ恒例のスコールに見舞われます。そのため
スタート時間が15分遅れとなりました。Q1は山本選手が担当します。
スコールの影響で路面はウェット状態。タイヤもウェットタイヤを選択して
スタートしました。しかし、走行により路面が乾いてきた為、2周後にピット
インをしてドライタイヤに変更しました。ハンディウェイトを搭載しながらも、
4番手でQ1を突破しました。
16:18~予選Q2 気温26℃/路温33℃
Q2はジェンソン・バトン選手が担当しました。今回初めてこのサーキットを
走行したとは思えないような安定した走りで1分24秒を叩き出します。
他チームも好タイムを叩き出し、RAYBRIG NSX-GTはQ2を5番手で
終えました。
■7月1日(日) 決勝日■
15:00~決勝 気温 32℃ / 路温47 ℃
昨年のタイ大会では、決勝直前に大雨が降り、大波乱のレースとなりましたが、
今年は雨の予報もなく快晴のなか決勝レースが行われました。昨日の予選の
結果をもって、RAYBRIG NSX-GTは5番手からのスタートとなりました。
スタートドライバーはバトン選手です。なかなかペースが伸びず、苦しい
戦いが続きました。
26周目に9番手でピットイン。山本選手に交代です。
ATJメカニックも安定したピット作業を行いコースへ送り出します。
しかし、そのすぐ2周後、山本選手が車の異変を感じ緊急ピットイン。
素早く確認した結果、異常は無くすぐにコースへと復帰しますが、トップとは
大きく差がついてしまいました。
コース復帰後は着実にペースを上げていきましたが、11位という
順位でフィニッシュとなりました。
これまでポイント獲得を続けてきたRAYBRIG NSX-GTですが、今回はポイントを
獲得することができず非常に悔しい結果となりました。
ですが、シリーズランキングでは暫定2位に留まっています。
まだまだ上位で戦える状況にいますので、次戦の富士大会に向けて
準備していきます。
引き続き応援よろしくお願い致します。