SUPER GT 2022 Rd.3 鈴鹿

SUPER GT 500クラス

#100 TEAM KUNIMITSU

 

SUPER GT 2022 Rd.3 鈴鹿レポート

 

第3戦は、三重県にある鈴鹿サーキットでの開催です。前戦の富士大会は波乱の展開となり、100周でのレースが62周で終了となってしまいました。荒れたレースのなかでも、TEAM KUNIMITSUは無事に完走しポイントを獲得。今回の鈴鹿大会は36kgのサクセスウェイトを搭載して戦います。

 

 

■5月28日(土) 予選日■

公式練習  天候:晴れ 気温26℃ / 路温36℃

前日の設営日から夏を思わせるような天候が続き、予選日も朝から快晴のなか公式練習が始まりました。いつものように牧野選手から走行をスタートし、マシンの調整をおこなっていきます。後半は山本選手もドライブし、STANLEY NSX-GTは1分47秒333のタイムをベストラップとして公式練習を終えました。

 

予選Q1 天候:晴れ 気温28℃ / 路温44℃

Q1を担当したのは牧野選手です。午前中からあまり気温も上がらず、開幕戦の予選よりも気温も路温も低い状況でした。そのため、Q1が開始して1分も経たないうちにコースインし、タイヤを温めていきます。6周目に1分26秒746のタイムをマークし牧野選手はQ1を6番手で通過することができました。

予選Q2 天候:晴れ 気温14℃ / 路温19℃

Q1を担当したのは山本選手です。予選Q1がスタートして2分が過ぎた頃にコースイン。アタックラップに向けてタイヤを温めます。計測2周目で1分45秒640を出しますが、上位に食い込むことができず14番手となりQ2への進出は叶いませんでした。

 

 

 

■5月29日(日) 決勝日■

決勝レース 天候:晴れ  気温30℃ / 路温50℃

この日も朝から好天に恵まれ気温は前日よりさらに上昇。一時は35℃を観測するほどの暑さのなか決勝レースを迎えることとなりました。前日の予選結果をもってNo.100 STANLEY NSX-GTは14番手からの走行となります。スタートドライバーは牧野選手です。オープニングラップを集団のなか上手く走行し、後方からチャンスを伺います。しかし、3周目にはFCY(=フルコースイエロー)、そして10周目にはSC(=セーフティカー)が導入されるなど、想定よりも気温・路温が高いためか序盤から荒れた展開となりました。牧野選手はその中で着実に周回を重ね、SCランが終了した13周目には12番手までポジションを上げることに成功します。23周を終えてNo.100 STANLEY NSX-GTはルーティンのピットワークを実施。山本選手に交代し、コースに復帰します。500クラスがおおよそルーティンのピットワークを終えた頃10番手を走行していましたが、28周目にFCYが出たタイミングでポジションを落としてしまいます。そのままの状態で周回が続いてしまい、この日2度目のSCが解除された時にはレースは残りわずか10周。そこで前方を走る車両にペナルティの判定が下されポジションを取り戻すことができましたが、No.100 STANLEY NSX-GTは9番手でフィニッシュとなりました。 今回も3回のFCY、2回のSCが発動する荒れたレースとなりましたが、TEAM KUNIMITSUは無事にチェッカーを受けてポイントを獲得することができました。

 

 

次戦は、8月6日(土)・7日(日)に富士スピードウェイで開催されます。2ヵ月ほど期間が空いてしまいますが、次戦でさらにパワーアップしたATJメンバーをお見せできるように、この期間も精進してまいります。引き続き応援をよろしくお願いいたします。