SUPER GT 2022 Rd.4 富士

SUPER GT 500クラス

#100 TEAM KUNIMITSU

 

SUPER GT 2022  Rd.4富士レポート

 

約2ヵ月のインターバルを経て、今年2度目の富士スピードウェイでのレースが開催されます。前戦の鈴鹿大会でも着実にポイントを獲得し、TEAM KUNIMITSUはシリーズランキング3位で今大会を迎えます。第2戦の富士は荒れた展開となり450kmを完遂せずに終わってしまいました。今回も同じく450km(100周)のレースフォーマットなうえに、更に気温も高くタフなレースが想定されますが、2ヵ月準備してきたものを充分に発揮して表彰台獲得を目指します。

 

SGT2022Rd4_ステッカー貼り付け

 

■8月6日(土) 予選日■

公式練習  天候:くもり 気温21℃ / 路温25℃

前日からの雨は止みましたが、予選日の朝は濃い霧に包まれた富士スピードウェイ。公式練習の直前に行われる予定だった他カテゴリの予選は中止となってしまいましたが、GTの公式練習は時間通りに行われました。 山本選手から走行を開始し、マシンの確認を行っていきました。公式練習開始直後はウェットタイヤでの走行でしたが、徐々に路面は乾いていき後半はドライタイヤで走行することができました。 公式練習は1分28秒142のタイムでNSX勢ではトップタイムをマークしました。

 

予選Q1 天候:くもり 気温22℃ / 路温27℃

Q1を担当したのは牧野選手です。8月のレースとしては路気温ともに低いため、予選開始と同時にコースイン。アタックラップに向けてタイヤを温めます。周回を重ねるたびにトップタイムをマークしていましたが、5周目に出した1分27秒362のベストタイムはわずか0.02秒及ばず9番手となりQ2への進出は叶いませんでした。

 

SGT2022Rd4_予選出発前

 

■8月7日(日) 決勝日■

決勝レース 天候:晴れ  気温26℃ / 路温33℃

決勝日は朝から晴天に恵まれ気温も上がるかと思いきや、決勝前のウォームアップ走行で突然雨が降り始め、スターティンググリッドではタイヤ選択に悩まされることとなりました。今回から再開された警察車両のパレードラップが開始される頃には雨も止み、No.100 STANLEY NSX-GTはドライタイヤを選択してスタートしました。スタートドライバーは牧野選手です。なかなかペースを上げることが難しく、9番手での走行が続きます。38周目に1度目のルーティンのピット作業を実施。ATJメカニックがドライバー交代、タイヤ交換、給油を済ませてマシンをコースへ送り出します。ドライバーは山本選手に代わり、中盤戦を戦います。今回2回のピット作業が義務付けられているため、各車様々なタイミングでピット作業を行うなかで、No.100 STANLEY NSX-GTは68周目に2度目のピット作業を実施。タイヤ交換と給油を行い、ドライバーは引き続き山本選手が担当しましたが、後半もペースを上げることが難しく8番手でチェッカーを受けました。厳しいレースとなってしまいましたが、厳しいながらもポイントを獲得することができ、シリーズランキングでは5位につけています。

 

SGT2022Rd4_走行中

 

次戦は8月27日(土)、28日(日)に鈴鹿サーキットで行われます。次戦まであまり時間はありませんが、ATJとして出来る限りの準備を行ってまいります。 引き続きTEAM KUNIMITSUの応援をよろしくお願いいたします。

 

SGT2022Rd4_タイヤ確認中