SUPER GT 2023 Rd.6 菅生 レポート

SUPER GT 500クラス

#100 TEAM KUNIMITSU

 

SUPER GT 2023 Rd.6 菅生 300km レポート

 

 

■9月16日(土) 予選■

 天候:くもり 気温26℃ / 路面温度29℃

 

午前中の公式練習は、前日の雨の影響でまだ少し路面が濡れているところからセッションがスタートした。多くのチームはピットで待機しており、TEAM KUNIMITSUも同様にドライ路面になってからの走行を選んだ。走行を開始してからも赤旗でセッションが中断されるなど、全体的に走行時間が短くなってしまう公式練習となったが全体で3番手、ホンダ内ではトップのタイムを出し予選に向けて好調な様子を見せた。
予選Q1は山本選手が担当。予選開始から1分過ぎた頃にコースインをしたが、他チームとのコース上での間隔が上手くとれず思うようにアタックすることができなかった。STANLEY NSX-GTは10番手で予選を終えた。

 

 

 

■9月17日(日) 決勝■

 天候:くもり 気温28℃ / 路面温度33℃

 

午前中はたまに雨粒が落ちるような天候だったが、決勝前グリッドでは強い日差しが射す場面もありドライでの300kmレースとなった。牧野選手にスタートドライバーを担当してもらい10番手からのスタート。安定した走りで8周目に1台、26周目に1台と徐々にポジションを上げていった。28周目にルーティンのピット作業を行い、ここでドライバーは山本選手へ交代。山本選手も快走を続け6番手を走行し、5番手争いをしながら最終コーナーを立ち上がろうとしたところ、ピットインをしようとしたGT300車両がSTANLEY NSX-GTに接触。その勢いでガードレールに衝突しマシンが大破するほどの大きなクラッシュとなってしまった。走行していた山本選手はドクターヘリで仙台市内の病院へ搬送。当日中に退院は出来たが、大事をとって別の病院で検査入院をしている状況だ。

山本選手の1日も早い回復を願うとともに、ATJとしては次戦に向けてマシンの修復に全力を注ぐ。

 

 

次戦は、10月14日(土)・15日(日)に九州はオートポリスにて開催される。