SUPER GT 2024 Rd.1 レポート

SUPER GT 500クラス

#100 STANLEY TEAM KUNIMITSU

 

SUPER GT 2024  Rd.1 岡山レポート

 

2024シーズンもATJはSUPER GT 500クラスSTANLEY TEAM KUNIMITSUでメンテナンスを担当。
山本尚貴選手と牧野任祐選手とともにシリーズチャンピオン獲得に向けて戦う。
山本選手は昨シーズン後半から怪我での欠場、牧野選手は開幕を前に体調不良で公式テスト欠席などあったが、無事に2人揃っての開幕戦となった。
また車両がNSX-GTからCIVIC TYPE R-GTへと代わり新たな気持ちで2024シーズンを迎える。

 

 

■4月13日(土) 予選■

 天候:晴れ 気温20℃ / 路面温度26℃

 

今シーズンから予選方式がノックアウト方式からタイム合算方式へ変更となった。ドライバーはQ1、Q2それぞれ別のドライバーが乗り込むが、タイヤは同じタイヤで走行する。Q1とQ2を合算したタイムの一番速いチームがポールポジションとなる。
Q1は牧野選手が担当。計測3周目に1分17秒841を記録したが、それを上回るチームも多く6番手でQ1を終えた。Q2は牧野選手からフィードバックを受けた山本選手が担当。同じく計測3周目でベストタイム1分18秒042をマークし、この合算タイムが2分35秒883となり3番手グリッドを獲得した。

 

 

 

■4月14日(日) 決勝■

 天候:晴れ 気温27℃ / 路温41℃(スタート時)

 

予選の結果から3番手グリッドを獲得したSTANLEY CIVIC TYPE R-GTは牧野選手がスタートドライバーを担当。
オープニングラップから各所で接触やスピンなどが発生し、序盤2周目からセーフティカーが導入された波乱の幕開けとなったが、牧野選手は冷静に走行を続ける。セーフティカー退去後は前後車両との熾烈なポジション争いが繰り広げられ18周目に後続車両の38号車に先行を許してしまう。そのまま周回は続き28周終わりにルーティンのピットインを行った。ドライバーは山本選手に交代。メカニックは迅速なピット作業を行い、同じ周にピットインをした38号車よりも先にコースへ復帰させることができポジションを3番手に戻した。
そこからさらに1つでもポジションを前に進めようと山本選手が猛追するも、コース幅の狭いこのサーキットではなかなか追い抜くチャンスに恵まれずSTANLEY CIVIC TYPE R-GTは3番手でフィニッシュとなった。CIVIC TYPE R-GTでのデビューウィンを飾ることはできなかったが、表彰台を獲得しHonda勢ではトップで開幕戦を終えることができた。

 

 

 

次戦は、5月3日(金)4日(土)に富士スピードウェイで開催される