SUPER GT 2024 Rd.4 レポート

SUPER GT 500クラス

#100 STANLEY TEAM KUNIMITSU

 

SUPER GT 2024  Rd.4富士レポート

 

■8月3日(土) 予選■

 天候:晴れ 気温33℃ / 路面温度55℃

 

予選Q1は牧野選手が担当。予選開始時間から間を置いてコースインした。
アタックラップで牧野選手が出したタイムは1分28秒026であり、全体のトップタイムを獲得。その後にアタックを行ったチームでこのタイムを超えられるものはおらず、Q1をトップで通過した。
Q2を担当した山本選手も同じ周回数でタイムを狙う。出したタイムは1分28秒651で暫定3位を獲得したが、その後このタイムを上回るチームが出てきたためQ2は6番手となった。Q1、Q2のタイムを合算した結果、No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTは最終予選結果として2番手を獲得。
サクセスウェイト40kgを搭載しながらもフロントロウを獲得することができた。

 

 

 

■8月4日(日) 決勝■

 天候:晴れ 気温35℃ / 路温56℃(スタート時)

 

今回はSUPER GTとして初のレースフォーマットである「350kmレース」での開催となった。
予選の結果をもってNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTは2番手からのスタート。
スタートドライバーは牧野選手が担当した。トップ車両を追いかけるもサクセスウェイトの違いから少しずつ差が開きはじめる。25周~27周にGT300車両がコース上にストップしてしまいFCYが提示されると、GT300車両に蓋をされるかたちとなり、ますますトップ車両との差が開いてしまった。
100号車は32周目にルーティンのピット作業を実施。メカニックがミスなくピット作業を終えて山本選手を送り出す。アンダーカットまではいかなかったが、ピット作業によってトップの8号車との差を大きく縮めることに成功し、47周目には0.4秒まで詰めることができた。
しかしタイヤの消耗も次第に進み、54周を過ぎたころから少しずつ差が広がり始め、最終的にはトップから3.2秒離されて2番手でチェッカーを受けた。
CIVICの初優勝を獲得することはできなかったが、サクセスウェイトが6kgの車両とトップ争いをすることができ、シリーズランキング2位まで浮上できたことは、現状のなかでの最大限の結果を出すことができた。

 

 

次戦は、8月31日(土)・9月1日(日)に鈴鹿サーキットで開催される。