SUPER GT 2024 Rd.6 レポート

SUPER GT 500クラス

#100 STANLEY TEAM KUNIMITSU

 

SUPER GT 2024  Rd.6菅生レポート

 

921() 予選日■

天候:雨 気温17 / 路面温度20

 

5戦の鈴鹿が台風10号の影響で延期になってしまったため、SUPER GTとしては1か月半ぶりのレース開催となる。第6戦菅生が行われる週末も東北地方は雨予報で、設営日から冷たい雨が降り続いていた。

それは予選日も同様のためGTAからは「予選がキャンセルされた場合は公式練習のタイム順位を決勝グリッド順の決定に採用する可能性がある」と事前に通知が出ていた。

そのため公式練習では最初から決勝グリッドを見据えた走行を開始したがWETタイヤでのパフォーマンスがなかなか上がらず、STANLEY TEAM KUNIMITSUは決勝を11番手から走行することが決まった。

 

 

 

922() 決勝日■

天候:雨 気温19 / 路温24(スタート時)

 

決勝日も朝から強い雨が降り、スタート進行のスケジュールも2度の変更がなされ、予定より1時間遅れてのウォームアップ走行開始となった。その頃には雨も止み、WET宣言下ではあるものの、路面は徐々に乾いていく天候のためチームはスタート直前までタイヤ選択に悩まされた。

スタートドライバーは牧野選手が担当し、路面状況からセーフティーカー(略:SC)先導で3周を走ってからのレーススタートとなった。

GT500は全車ウェットタイヤを装着しているもののコースオフをしてしまう車両も多いような難しい状況のなか、牧野選手は少しずつポジションを上げていき20周の時点で8番手に浮上。32周を過ぎた頃には6番手までポジションを上げることに成功した。

41周目にコース上で1台のマシンがストップしてしまい、SC導入を予測したチームは急いで牧野選手にピットイン指示を送った。多くのチームが同じようにピットロードへ流れ込んで来たため、ダイブでのピットインを実施。ピットロードが慌ただしい状況のなかSTANLEY TEAM KUNIMITSUのメカニック達は確実にルーティンのピット作業を行い、山本選手に交代したマシンをコースへ送り出した。コースに復帰した頃にはSCが導入され、50周目にリスタートとなった。

全車がピット作業を終えたタイミングで6番手を走行していたが、さらに前方車両がペナルティで後退しSTANLEY TEAM KUNIMITSU5番手までポジションを上げてチェッカーを受けた。

 

 

次戦は、1019()20()にオートポリス(熊本県)で開催される。