SUPER GT 2019  RD.8 もてぎ

SUPER GT  500クラス

#1 TEAM KUNIMITSU

 

SUPER GT 2019  Rd.8 もてぎレポート

ついに最終戦を迎えたSUPER GT2019シリーズ。最終戦は例年通り、HONDAのホームであるツインリンクもてぎでの開催です。Rd.7菅生で半減されたハンディウェイトも、今回は全て降ろした状態へ。各車が1年間を通して培ってきた実力を発揮できるまさに「ガチンコ勝負」の最終戦です。最終戦を前にジェンソン・バトン選手が今シーズンをもってSUPER GT参戦を終えることを公表しており、チームとしてもバトン選手に良い結果をプレゼントして送り出したい、そんな熱い想いを持って最終戦に臨みます。

 

 

■11月2日(土) 予選日■

予選Q1:晴れ 気温19℃ / 路温26℃

午前中の公式練習では、山本選手・バトン選手が車両に乗り込みセットの確認を行いました。

Q1を担当するのはバトン選手です。Q1残り8分を切ったところでコースインしました。他車がタイムを出していくなか、#1 RAYBRIG NSX-GTは1分37秒406を記録。しかし、それを上回るライバルが多く、#1 RAYBRIG NSX-GTは11番手でフィニッシュ。Q1通過とはなりませんでした。

 

 

■11月3日(日) 決勝日■

決勝:くもり  気温20℃ / 路温26℃

前日の予選結果をもって、11番手からのスタートです。

スタートドライバーを担当するのはバトン選手です。スタート前グリッドでは、バトン選手が車両に乗り込む前にチームスタッフ一人ひとりとハイタッチをする姿が見受けられました。栃木県警察のパレードラップからフォーメーションラップへと移り、いよいよ今シーズン最後のレースがスタートしました。

バトン選手はオープニングラップから、ライバルを抜きにかかり2ポジションアップ。その後も猛追し8番手までポジションを上げました。ポジションキープのまま21周を走りきり、ピットイン。山本選手へと交代します。ATJメカニックがミス無くピット作業を終えNo.1 RAYBRIG NSX-GTをコースへ送り出します。

数周後139070のレース中ファステストを叩き出すほど山本選手が快調に走り続け、前方を行くNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rをパス。その後も前方との差を少しずつ詰めていき40周目には6番手まで浮上しそのままフィニッシュとなりました。

 

シリーズランキングとしては8位と悔しい結果になりましたが、ディフェンディングチャンピオンとして戦った1年間で多くのことを学ぶことができました。また、山本尚貴選手、ジェンソン・バトン選手のコンビは今回で最後でしたが、この最強コンビと一緒に戦うことができてATJはとても誇りに思います。

 

今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました!!