自動運転時における試験運転者の負荷計測と軽減手法に関する共同研究を開始

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株式会社オートテクニックジャパンは国立大学法人群馬大学と共同研究契約を締結し、生体計測技術を応用した自動運転時における試験運転者の作業中の負荷を定量的に評価する技術の研究を実施いたします。

 

■概要

自動運転を地域に導入する際には、実証実験の訓練を受けた試験運転者が搭乗の上、調律(自動運転を現地で動作するように調整すること)作業を実施する必要があります。この際、試験運転者には未調整の自動運転システムの走行を監視、補助、介入する必要があり、極めて大きな負荷がかかり、課題となっております。

これらの課題に対して、生体計測技術を応用し心理的疲労を加味した負荷の定量的な評価が行えるシステムの開発に向け研究を行います。また、負荷が一定以上に高まった試験運転者は決められた休養を取るなどの負荷マネジメントプログラムを策定し、試験運転者の負荷を管理する仕組み作りを目指します。加えて、調律作業や試験走行で負荷が蓄積されにくい自動運転システムの開発を支援し、試験運転者の負荷を開発側にフィードバックする仕組みも合わせて検討していきます。

 

自動運転実験イメージ(群馬大学所有車両)

 

<本研究に関するお問い合わせ先>

株式会社 オートテクニックジャパン

MAIL:sales@autotechnic.co.jp

URL :https://www.autotechnic.co.jp/

 

国立大学法人群馬大学 研究推進部 産学連携推進課 荒牧センター事務室

MAIL:kk-sangakurenkei4@jimu.gunma-u.ac.jp

URL :https://www.gunma-u.ac.jp/

 

株式会社オートテクニックジャパンについて

オートテクニックジャパンは四輪・⼆輪・汎⽤製品の研究開発・品質保証をサポートするエンジニアリングソリューションカンパニーです。モビリティ開発に必要な設計・解析から実⾞のテストまで、これまで培った経験と⾼い技術に基づいて今とこれからのモビリティ社会を創造していきます。 詳細はWebサイト(https://www.autotechnic.co.jp)をご覧ください。

 

国立大学法人群馬大学について

群馬大学は、次世代自動車産業振興に資する産学官金連携イノベーションの拠点形成を目指し、2016年12月に「研究・産学連携推進機構次世代モビリティ社会実装研究センター(CRANTS)」を設置しました。これまで、関連分野の企業や自治体との連携・協力関係のもとに、地域社会に根付く自動運転による移動サービスの創出に向けた研究と社会実装を目指す活動を進めてきました。2020年7月には、研究成果を活用する大学発ベンチャーとなる日本モビリティ(株)を創出し、無人移動サービスの実用化に向けた機能を移転するとともに、技術的にも社会的にも自動運転による無人移動サービスに対応する真の社会実装を目指し、さらなる学術的な探求を進めます。 (CRANTS HP:https://crants.opric.gunma-u.ac.jp/

 

※ニュースリリースに掲載されている情報は、発表⽇現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。